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「sorae(そらえ)」は宇宙に関する最新情報や最先端の技術情報のニュースを配信しています。「sorae」という名前には、「宇宙へ行きたい」「宇宙を知りたい」「空を飛びたい」、「夜空の星を眺めたい」など、読者の「そら」に対する憧れや希望、知的好奇心に応えたいという想いが込められています。... more
FAQs about sorae:How many episodes does sorae have?The podcast currently has 1,433 episodes available.
December 20, 2023「深宇宙光通信」で約3100万kmの彼方から超高解像度ビデオのストリーミングに成功「「深宇宙光通信」で約3100万kmの彼方から超高解像度ビデオのストリーミングに成功」 NASA(アメリカ航空宇宙局)の小惑星探査機「Psyche(サイキ)」には「深宇宙光通信(DSOC; Deep Space Optical Communications)」と呼ばれる実験的な光通信装置が搭載されています。将来的な宇宙探査ミッションでの需要が見込まれる大容量のデータ送信を想定した実験であり、初の通信は2023年11月14日に行われました。Psycheから地球までの距離が約3100万kmとなった2023年12月11日、NASAのJPL(ジェット推進研究所)によって、深宇宙光通信実験装置の性能をテストするため、ネコの動画を含む15秒間のビデオ映像の送信テストが行われました。その結果、最大267Mbps (※1) という高速な通信速度を達成しました。これは従来の深宇宙探査機に対する通信と比べて100倍も高速であり、JPLによればほとんどのブロードバンドインターネット接続よりも高速であるとのことです。このデモンストレーションは、深宇宙から高速のデータ伝送を達成したという意味で、重要なマイルストーンです。※1…1秒間に1ビット (1/8バイト) のデータが転送されている速度が1bps (ビット毎秒) です。267Mbpsとは、1秒間に267メガビット (約33メガバイト) のデータが転送されていることを意味します。...more2minPlay
December 18, 2023ispaceとOrbit Fab、宇宙空間における燃料補給で協力する覚書を締結「ispaceとOrbit Fab、宇宙空間における燃料補給で協力する覚書を締結 」 株式会社ispaceは12月11日、米国の民間企業Orbit Fabとの間で宇宙空間での燃料(推進剤)補給に関して協力する覚書を締結したと発表しました。【▲ 握手をするispace袴田CEO(左)とOrbit FabのダニエルCEO(右)(Credit: ispace)】ispaceの発表によると、両社は「水や氷、月のレゴリスや月面の鉱物資源等の宇宙資源を利用した、燃料補給の新たな方法を開発すること」を目指すとされており、月面での資源マッピングや現地で入手可能な資源利用ミッション(ISRU)の実証実験に向けた協議を進めていくということです。また、Orbital Fabはispaceのランダーに燃料補給を行い、月やその周辺で長期間の実験を行うことも示唆しています。...more2minPlay
December 17, 2023JAXAが小惑星2001 CC21の命名キャンペーンを開始 はやぶさ2拡張ミッション探査対象のひとつ「JAXAが小惑星2001 CC21の命名キャンペーンを開始 はやぶさ2拡張ミッション探査対象のひとつ」 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2023年12月6日、小惑星探査機「はやぶさ2」の拡張ミッション「はやぶさ2#(はやぶさツーシャープ)」の探査対象のひとつである小惑星「2001 CC21」の命名キャンペーンを開始しました。応募期間は2024年5月9日までとなっています。【最終更新:2023年12月15日12時台】【▲ 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」の想像図(Credit: DLR)】小惑星2001 CC21はアメリカのLINEAR(リンカーン地球近傍小惑星探査)プログラムによって2001年2月3日に発見された地球接近天体(Near Earth Object:NEO※)です。大きさは推定440~700mで、軌道長半径(太陽からの平均距離)1.03天文単位の軌道を1.05年周期で公転しています。...more2minPlay
December 13, 2023NASAの惑星探査機「ボイジャー1号」コンピューターの一部で問題発生 対策には数週間を要するか「NASAの惑星探査機「ボイジャー1号」コンピューターの一部で問題発生 対策には数週間を要するか」 アメリカ航空宇宙局(NASA)は2023年12月12日付で、惑星探査機「ボイジャー1号(Vayager 1)」に搭載されているコンピューターの一部で問題が起きていることを明らかにしました。エンジニアチームが解決に向けて取り組んでいるものの、探査機との通信には往復で2日近くを要することもあり、対策が決まるまでに数週間かかる可能性もあるようです。【最終更新:2023年12月13日11時台】【▲ アーティストによる惑星探査機「ボイジャー」のイメージ図(Credit: Caltech/NASA-JPL)】問題が起きたのはボイジャーに搭載されているコンピューターの1つ「フライトデータシステム(Flight Data System:FDS)」です。FDSは科学機器で収集された観測データや探査機の状態に関する工学データを収集し、サブシステムの1つ「テレメトリ変調ユニット(Telemetry Modulation Unit:TMU)」を介して地球に送信する役割などを担っています。...more2minPlay
December 09, 2023NASA探査機「2001マーズ・オデッセイ」が高度約400kmで撮影した火星のパノラマ「NASA探査機「2001マーズ・オデッセイ」が高度約400kmで撮影した火星のパノラマ」 こちらはアメリカ航空宇宙局(NASA)の火星探査機「2001 Mars Odyssey(2001マーズ・オデッセイ)」に搭載されている熱放射撮像カメラ「THEMIS」で撮影されたパノラマ画像です。2023年5月9日に高度約400kmで撮影された10枚の画像を合成して作成されました。【▲ アメリカ航空宇宙局(NASA)の火星探査機「2001 Mars Odyssey(2001マーズ・オデッセイ)」の熱放射撮像カメラ「THEMIS」で2023年5月9日に撮影された火星のパノラマ。10枚の画像を合成して作成(Credit: NASA/JPL-Caltech/ASU)】クレーターが目立つ荒涼とした火星の大地の空高くに、水の氷粒でできた雲や塵が層を成して広がっている様子が捉えられています。THEMISの運用でリーダーを務めるアリゾナ州立大学のJonathon Hillさんは「もしも火星の周回軌道上に宇宙飛行士がいたら、こんな視点を持つでしょう」とコメントしています。なお、この画像は大気中の雲や塵が強調される赤外線の波長で取得したデータに着色して作成されているため、可視光線を捉える人の目で見た景色とは異なります。...more2minPlay
December 09, 2023ハッブル宇宙望遠鏡が科学観測を再開 一部機器は12月後半に観測再開予定「ハッブル宇宙望遠鏡が科学観測を再開 一部機器は12月後半に観測再開予定」 アメリカ航空宇宙局(NASA)は2023年12月8日付で、「ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope:HST)」が同日に科学観測を再開したと発表しました。発表時点では「広視野カメラ3(WFC3)」と「掃天観測用高性能カメラ(ACS)」の運用が再開しており、「宇宙起源分光器(COS)」と「宇宙望遠鏡撮像分光器(STIS)」は2023年12月後半の運用再開が予定されているということです。【最終更新:2023年12月9日10時台】【▲ 地球を周回するハッブル宇宙望遠鏡(Credit: NASA)】既報の通り、ハッブル宇宙望遠鏡は現在3基稼働しているジャイロスコープ(ジャイロセンサー、角速度センサー)のうち1基に生じた不具合の影響で、2023年11月23日からセーフモードに入っていました。NASAによると、問題が生じたジャイロスコープの分析を進めた結果、運用チームは3基のジャイロ全てを使って科学観測を再開できると12月7日までに判断していました。...more2minPlay
December 08, 2023インド月探査「チャンドラヤーン3号」月を周回していた推進モジュールが地球周回軌道に再投入「インド月探査「チャンドラヤーン3号」月を周回していた推進モジュールが地球周回軌道に再投入」 インド宇宙研究機関(ISRO)は2023年12月4日、月探査ミッション「チャンドラヤーン3号(Chandrayaan-3)」の推進モジュールを月周回軌道から離脱させて、地球周回軌道に再投入したことを明らかにしました。【最終更新:2023年12月7日11時台】【▲ 打ち上げ準備中に撮影されたチャンドラヤーン3号の探査機。下半分が推進モジュールで、その上にランダー(着陸機)が結合されている(Credit: ISRO)】ISROによると、2023年10月9日・10月13日に実施された計2回のエンジン噴射と4回の月フライバイを経て、チャンドラヤーン3号の推進モジュールは2023年11月10日に月の作用圏(Sphere of Influence)を離脱。地球を約13日で1周する軌道傾斜角27度の高軌道に入り、2023年11月22日には高度15万4000kmで最初の近地点(地球に最も接近する軌道上の一点)を通過しました。今後の軌道は周回する度に変化し、予想される最小の近地点高度は11万5000kmとされています。...more2minPlay
December 06, 2023JAXAの月探査機「SLIM」2024年1月20日に月着陸へ 成功すれば日本初「JAXAの月探査機「SLIM」2024年1月20日に月着陸へ 成功すれば日本初」 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2023年12月5日、小型月着陸実証機「SLIM」の月着陸目標日時が2024年1月20日に設定されたことをに明らかにしました。【最終更新:2023年12月6日13時台】【▲ 月面に着陸した小型月着陸実証機「SLIM」の想像図(Credit: JAXA)】月面へのピンポイント着陸技術を実証するために開発されたSLIMは、JAXAのX線分光撮像衛星「XRISM」とともに「H-IIA」ロケット47号機に相乗りする形で、2023年9月7日に種子島宇宙センターから打ち上げられました。打ち上げから約1か月後の2023年10月4日には地球を公転する月の重力を利用して軌道を変更する月スイングバイを実施し、現在は月を一度離れてから再び接近する軌道上で飛行を続けています。...more2minPlay
December 01, 2023ハッブル宇宙望遠鏡が科学観測を中断 ジャイロスコープの1基に不具合「ハッブル宇宙望遠鏡が科学観測を中断 ジャイロスコープの1基に不具合」 アメリカ航空宇宙局(NASA)は2023年11月29日付で、「ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope:HST)」に搭載されている機器の一部に不具合が生じ、望遠鏡がセーフモードに入っていることを明らかにしました。ハッブル宇宙望遠鏡の運用チームは科学観測の再開に向けて取り組んでいるということです。【最終更新:2023年12月1日14時台】【▲ 地球を周回する「ハッブル」宇宙望遠鏡(Credit: NASA)】NASAによると、ハッブル宇宙望遠鏡は2023年11月19日に一度セーフモードに入り、翌日復旧させることに成功したものの、11月23日から再びセーフモードに入っています。原因は望遠鏡が向いている方向を検出するために搭載されているジャイロスコープ(ジャイロセンサー、角速度センサー)の不具合で、3基のジャイロのうち1つが誤った測定値を示したために自動的にセーフモードに切り替わったということです。...more2minPlay
December 01, 2023NASAの火星探査機「フェニックス」が15年前に撮影したセルフィー「NASAの火星探査機「フェニックス」が15年前に撮影したセルフィー」 こちらはアメリカ航空宇宙局(NASA)の火星探査機「Phoenix(フェニックス)」のセルフィー(自撮り)です。Phoenixの太陽電池や機体上面、着陸地点付近の地表の様子が見下ろすような角度で撮影されています。【▲ アメリカ航空宇宙局(NASA)の火星探査機「Phoenix(フェニックス)」が撮影したセルフィー。2008年12月に公開(Credit: NASA/JPL-Caltech/University of Arizona/Texas A&M University)】この画像はPhoenixのマスト(高さ2m)の頂部に取り付けられた「地表ステレオ撮像装置(SSI)」を使って2008年6月5日~7月12日にかけて撮影された数百枚の画像を使用して作成されました。中央の黒丸がSSIの取り付けられている場所で、画像の上方向が北の方角になります。...more1minPlay
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