To The Lighthouse - 視点と生活のラジオ -

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  • #14 こんな状況で本を読む価値について――ウクライナ、「Don't Look Up」の感想、人付き合いの悩み相談

    京都市在住の哲学者が、身近なことから哲学するポッドキャスト、Philosophy Gives Directions。

    #14は、ロシアのウクライナ侵略を念頭に置きながら、「こんな状況で本を読む価値」について話しました。その後で、最近観たコンテンツの話をし、悩み相談に答えています。

    紹介するコンテンツは、Netflixの優れたコメディである「Don't Look Up」。悩み相談は人付き合いについてのもの。書籍を紹介しながらレスポンスしていきます。そこで紹介したのは、朴沙羅『ヘルシンキ 生活の練習』(筑摩書房)。おすすめです。

    25 min
  • #13 最近観た韓国コンテンツについて哲学する!② 「地獄が呼んでいる」と「イカゲーム」をめぐって

    京都市在住の哲学者が、身近なことから哲学するポッドキャスト、Philosophy Gives Directions。

    #13は、林玲穂さんとの対談イベント「何がキャラクターに饒舌と沈黙をもたらすのか」——『鬼滅の刃』HIKAKINから、「パラサイト」「イカゲーム」BTSまで、日本と韓国のヒットコンテンツから考える現代社会(2021/12/26, 15:00-)を終えて、語り尽くせなかった韓国コンテンツへの印象や考察について語る回。今回は、Netflix発で世界的なヒットを巻き起こした「イカゲーム」(2021)と、早速話題を呼んでいる「地獄が呼んでいる」(2021)を扱います。

    「地獄が呼んでいる」を、私たちが働いてしばらく経って「このままこうやって、この時期にはこれくらいの年収で、この繰り返しで死んでいくんだな…」という人生が見通せてしまう瞬間の予測できなさと重ねて解釈したり、「イカゲーム」を、エッシャーのだまし絵との関係から考察したり、誰も傷つけないステレオタイプによってゲームを生き残る可能性の観点から検討したりしています。

    この話面白がってくれる人がいたら、どこかでちゃんと活字にしたいですね。

    22 min
  • #12 最近観た韓国コンテンツについて哲学する!① 「パラサイト/半地下の家族」「愛の不時着」をめぐって

    京都市在住の哲学者が、身近なことから哲学するポッドキャスト、Philosophy Gives Directions。

    #12は、林玲穂さんとの対談イベント「何がキャラクターに饒舌と沈黙をもたらすのか」——『鬼滅の刃』HIKAKINから、「パラサイト」「イカゲーム」BTSまで、日本と韓国のヒットコンテンツから考える現代社会(2021/12/26, 15:00-)を終えて、語り尽くせなかった韓国コンテンツへの印象や考察について語る回。今回は、ポン・ジュノ監督「パラサイト/半地下の家族」(2020)と「愛の不時着」(2019)について語る。

    「パラサイト」の面白さは、悪人や詐欺師の出てくるコンゲーム的な面白さがあるんじゃないかとか、「愛の不時着」と「破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」(通称はめふら)の比較とか、「愛の不時着」はメタ的な視点があるということが、現代の成熟した視聴者にあのぶっ飛んだ恋愛をベタに受容させている……みたいな話をしています。

    17 min
  • #11 2021年冬、哲学者が高校生に勧めるコンテンツとは

    京都市在住の哲学者が、毎回何かを紹介するポッドキャスト、Philosophy Gives Directions。

    #11は、高校生向けに冬休みに音楽と本を勧める機会があったので、それをここでも紹介しています。ポッドキャスト内で紹介しているもの(一部):ぷにぷに電機「君はQueen」、星野源「桜の森 (Live from “宴会” 2021)」、Creepy Nutsのフリースタイルラップ【新聞広告の日】「#みんなに聞いてほしいことがある」スペシャルムービー、金成玟『K-POP:新感覚のメディア』(岩波新書)、『読書会の教室 本がつなげる新たな出会い 参加・開催・運営の方法』(晶文社)、古田徹也『いつもの言葉を哲学する』(朝日新書)などなど。

    下記イベントもよろしくお願いします:谷川嘉浩×林玲穂「何がキャラクターに饒舌と沈黙をもたらすのか」——『鬼滅の刃』HIKAKINから、「パラサイト」「イカゲーム」BTSまで、日本と韓国のヒットコンテンツから考える現代社会(2021/12/26, 15:00-)

    34 min
  • #10 HIKAKINと炭治郎の話し方が似ている問題:今年書いた原稿とイベントの話

    京都市在住の哲学者が、毎回何かを紹介するポッドキャスト、Philosophy Gives Directions。

    #10は、久々の収録とあって短め。とりあえず最近の原稿、「2010年代ヒット漫画の饒舌と沈黙」(『中央公論』2021年10月号)を紹介。ここでは、鬼滅の刃とYouTuberの語り方の類似性について論じています。あと、古田徹也さんの『いつもの言葉を哲学する』(朝日新書)のあとがきを例に、時々研究者が家族にも伝わる文章を書こうとするよ、という話をしている。

    今回紹介した論考から派生した、下記イベントもよろしくお願いします:谷川嘉浩×林玲穂「何がキャラクターに饒舌と沈黙をもたらすのか」——『鬼滅の刃』HIKAKINから、「パラサイト」「イカゲーム」BTSまで、日本と韓国のヒットコンテンツから考える現代社会(2021/12/26, 15:00-)

    マイク変わったので収録の出来が不安な10回目でした。

    16 min
  • #9 映画について語る回。「その街のこども」「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝」「モンスターズ/地球外生命体」「メッセージ」

    京都市在住の哲学者が、毎回何かを紹介するポッドキャスト、Philosophy Gives Directions。

    #9は、久々の収録。とりあえず、最近観返した映画について語ることに。NHKのドラマをもとにした、阪神淡路大震災15年後の夜を描いた「その街のこども」、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝 永遠と自動手記人形」、「モンスターズ/地球外生命体」、「メッセージ」について語る。何をどのように面白がり、読み解くかについて深い話ができればよかったけれど、ただ単なる紹介になったかもしれない。 

    あと、下記イベントもよろしくお願いします。『信仰と想像力の哲学』出版記念 谷川嘉浩×三木那由他 新しい哲学の語り方ー専門知と総合知を考えるー

    37 min
  • #8 プライベートを大切にしたい人のためのフェミニズム、競争とケアリングについて:アン=マリー・スローター『仕事と家庭は両立できない?』

    京都市在住の哲学者が、毎回何かを紹介するポッドキャスト、Philosophy Gives Directions。

    #8は、おすすめコンテンツを紹介する企画。今回取り上げ、紹介するのは、プリンストン大学の国際法学者で、ヒラリー・クリントン国務長官時代に国務省の政策企画部長を女性ではじめて務めた、アン=マリー・スローターの『仕事と家庭は両立できない?:「女性が活躍する社会」のウソとホント』(NTT出版)。

    家事がうまい女性はいるが、女性だから家事がうまいわけではない。仕事ができる男性はいるが、男性だからできるわけではない。にもかかわらず、そういった言葉遣いが社会にはあふれている。こうしたステレオタイプと、それが個々人の生活にもたらす悪影響について、スローターは多角的な観点から検討を加え、魅力的な議論を展開している。彼女の話題は、「となりのトトロ」から、家庭を大事にし始めればキャリアを諦めた扱いされる問題、ミルトン・メイヤロフの『ケアの本質』、ホワイトカラーとブルーカラーなど多岐にわたる。

    女性だけでなく男性にも、子育てする人だけでなく未婚の人にも、働く人だけでなく家事を担う人にも読んでほしい本について雑談する、PGD#8。

    42 min
  • #7 本は前から読まなくていいし、すべて理解しようとしなくていい:私の執筆スタンスや読み方について

    京都市在住の哲学者が、毎回何かを紹介するポッドキャスト、Philosophy Gives Directions。

    #7は、ついに発売された『信仰と想像力の哲学:ジョン・デューイとアメリカ哲学の系譜』(勁草書房)のあとがきや終章を朗読したり、私なりの哲学書との関わり方、私が学部時代に経験した「哲学わからん」問題について話す回。

    友人たちが世界最速読書会を二回も開いてくれたので、そこでのエピソードを切り口に、読書会とはどんな感じのものかについてだけでなく、私は哲学とどう関わっているのか、社会学と本書の関係はどのようなものかなどの問題に答えながら、学術書を読み慣れない人のための読み方のコツを解説したりもしている。でも、終盤には(噛み噛みだけど)ちゃっかり宣伝する、そんなPGD#7。(ちなみに、同書の参考記事はこちら。)

    45 min
  • #6 『信仰と想像力の哲学』の導入と帯文についての雑談

    京都市在住の哲学者が、毎回何かを紹介するポッドキャスト、Philosophy Gives Directions。

    #6は、2020年最後に読んだ本、古川不可知『「シェルパ」と道の人類学』(亜紀書房)の話から入り、『信仰と想像力の哲学:ジョン・デューイとアメリカ哲学の系譜』(勁草書房)について。

    本論では、導入部分を朗読している。導入を読むことで、本書のコピー(帯文)のニュアンスを深く知ることができるからだ。「アメリカを考えることは、『私たち』を考えることだ。デューイという『集合知』を通して、アメリカ知識人の社会批評をたどる」というコピーについて、十分以上話続け、他者や状況から学び、影響を受けるということに特異的な才能を発揮したジョン・デューイという哲学者を今学ぶ意義について、ノープランで話し始める、そんなPGD#6。

    25 min
  • #5 「自分の頭で考える」は危うい?:自分の頭で考えないための哲学

    京都市在住の哲学者が、毎回何かを紹介するポッドキャスト、Philosophy Gives Directions。

    #5は、二本立て。前半では、『信仰と想像力の哲学:ジョン・デューイとアメリカ哲学の系譜』(勁草書房)の第3章をベースに、自分の過去との付き合いについて考える。私たちは、自分を質的に変えるほどの大きな経験とどのように付き合えばいいのだろうか。羽海野チカ『三月のライオン』や青山軽『ストロボライト』も少しだけ登場。

    そして後半では、ウェブメディア「まなびとき」に寄稿したコラム「自分の頭で考えないための哲学」を紹介する。「自分の頭で考えた」結果、ろくなことをしない問題について、ロバート・ライト『なぜ今、仏教なのか』やアントニオ・ダマシオ『デカルトの誤り:情動、理性、人間の脳』を取り上げつつ語り、「なぜ勉強した方がいいか」問題を裏側から論じていく、PGD#5。

    35 min

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京都の哲学者、谷川嘉浩が身近なことから雑談するラジオ。

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