研究室でおしゃべり!ラジオde経営学

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By 社会人佐藤ゼミBusinessManagement
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研究室でおしゃべり!ラジオde経営学 episodes

  • 【使える経営学 #16】コンティンジェンシー理論

    【テーマ】

    顧客のニーズを察知して柔軟に対応するためには、どのような組織づくりが必要か?

    導入部分を解説します。


    【内容】

    ・良い組織とはどんな組織かを考える→能率が良い組織→本当にそれだけでいい?

    ・安くて良い品は確実に売れる品なのか?

    →顧客のニーズを察知して柔軟に対応する力も必要→環境への適応。

    ・仕事が大変、残業が多い、不毛と感じる…効率を上げられていないということ。

    ・日本は合理化が充分ではない。安くて良い品を作るのは当たり前。

    1960年代から、世界の潮流では環境に適応できる能力が必要と言われてきた。

    ・細分化、役割分担が進むと柔軟な対応が難しくなる(セクショナリズムの発生)。

    →分化と統合のバランスが重要。


    【深堀り】

    ・能率の追求と柔軟な対応、どちらも中途半端になりがち。

    →だからこそ、整えていく。順番としては能率の追求が先。

    ・安くてよい品を作るのは基本。組織として当たり前である。

    →組織=能率を追求する仕組みとも言える。

    ・環境と組織が明確に分かれていない可能性も。

    →顧客に求められたことに、なんとなく対応していないか?

    ・安くて良い品を作る(能率の追求)と、魅力的な品をつくる(環境適応)は別の話。

    →市場では競争があり、魅力的な商品を作らなければ会社は存続できない。

    ・能率の追求は常日頃からできていなくてはならない。

    ※次回は市場志向の経営について解説します!


    【出演】

    佐藤大輔(北海学園大学 経営学部・教授)

    いまがわ・くにえだ(佐藤ゼミOB)


    ★皆さんからのおたよりもお待ちしています!

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    22 min
  • #29 部屋の片付けに関する合理性

    【テーマ】

    部屋を常に片付いた状態にしておきたい人と、それほど頓着しない人の違いは何でしょうか?

    家でも整理整頓パトロールをする佐藤先生と、片付けられないタイプのくにえだ&いまがわが、それぞれの合理性について雑談します。


    【経営学的な整理】

    ・「片付けるべき」と思っているのか、「片付いていないほうが生活感があって落ち着く」のか。

    ・片付いている部屋も、片付いていない部屋もそれぞれに合理性がある。

    →どこにあるか把握しておきたいという気持ちはお互い同じ。

    ・動的(dynamic)・暗黙知的なモードと、静的(static)・形式知的なモード。

    ・使う視点。新しい置き場を作るという合理性(自分にとって便利)。

    ・所有物としての視点。眺めるために手入れをする(乱れているのは好ましくない)。

    ・一定の清潔が保たれていれば、どちらのモードでも問題はない。

    ・『現実を生きるリカちゃんねる』を見てほっとする理由。

    ・目に見えない常識にとらわれているのでは。自分で自分を正当化してもよい。


    【関連リンク】

    『【汚部屋?】片付けられない女あるある』(YouTube:現実を生きるリカちゃんねる)

    https://www.youtube.com/watch?v=b3gSptS51Ag


    【出演】

    佐藤大輔(北海学園大学 経営学部・教授)

    いまがわ・くにえだ(佐藤ゼミOB)


    ★番組の感想や先生への質問など、下記フォームからおたよりいただけると嬉しいです!

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    20 min
  • 【使える経営学 #15】最も能率の高い組織形態とは

    【テーマ】

    効率を上げるためには、どのような組織作りをすればよいのだろうか?

    “効率”に焦点を当てて解説します。


    【内容】

    ・おさらい「組織とは?」→能率を上げるために意図的に仕組まれたもの。

       組織を作る時の工夫→専門化の原則、命令一元化の原則。

    ・ライン部門とスタッフ部門。

    ・過程的分化(第一次的分化)、要素的分化(第二次的分化)、部面的分化。

    →組織が大きくなると要素的分化が起きる(人をバックアップする部門)。

    →さらに大きくなると部面的分化が起き、マネジメントを専門的に行う(経営者がやるべき仕事を一部担う)部署が必要になる。

    ・組織が大きくなるほど色々な役割分担ができる→効率アップ。

    ・現代の組織の多くが、ラインアンドスタッフ組織。


    【深堀り】

    ・効率の高い組織を追求することは重要だが、突き詰めると何が起こるか?

    →今回のテーマは“効率を上げることが経営の全て”と思われていた時代の話。

    →「管理」と「マネジメント」の話と関連。

    →現代組織でも効率が落ちている場面は見受けられるので、管理の知識を活用することも重要。

    ・現場(ライン)の前線の人から「上司は現場のことをやらない」「あの部署は現場のことを知らない」という不満が聞こえる…。

    →とても日本的な指摘。アメリカ経営学の輸入のため、感覚的に日本には当てはまらない部分はあるかも。

    →管理者(上司)の仕事について理解をしてもらうこともひとつの方法。

    →現場を手伝うのが本来の管理者の仕事ではない。現場と管理者としての仕事の両方が中途半端になる危険性。

    →部下の側も管理者の仕事について理解する姿勢が必要。


    【出演】

    佐藤大輔(北海学園大学 経営学部・教授)

    いまがわ・くにえだ(佐藤ゼミOB)


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    24 min
  • 【使える経営学 #14】役割分担のシステム

    【テーマ】

    能率を追求するための組織構造とは


    【内容】

    ・そもそも「組織」って何?

    ・近代組織論の父、バーナード(C.I.Barnard)

    組織…2人以上の人々によって意識的に調整された活動や諸力のシステム。

    ・役割分担をすると効率が良くなる→安くて良い品が作れる。

    ・仕事の細分化…誰もができる仕事にまで分割することで、作業が速くなる。

    ・効率の最大化=「組織」

    →組織化されていないということは、効率が悪いということ。

    ・大量生産システムが効率的である理由。

    →専門化の原則、統制の幅原則。

    ・統制の幅原則…部署ごとに管理者を決めて、社長はその管理者を管理する(ピラミッド型組織)。

    ・管理者は、部下がやっている仕事とは違う仕事をする人。

    →管理、監督。指示、命令により部署をとりまとめる人。

    →現場の人が判断する必要が無くなるので効率が向上。

    (現場で判断しようとすると混乱が生じやすく、判断するための能力も必要。)

    ・命令一元化の原則…上司(管理者)は一人であること。複数人からの指示・命令は×。

    ・管理者としての専門性を高めることも重要。


    【出演】

    佐藤大輔(北海学園大学 経営学部・教授)

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    【使える経営学シリーズ】

    “ビジネスを知的に”をコンセプトに、ゼミ形式で学問的な経営学の知識をわかりやすく紹介。

    日々の仕事や生活に役立てられるよう、日常とのつながりを大切に進行していきます。

    リスナーさんご自身を取り巻く環境や出来事と関連付けて、「使う」ことをイメージしながら聴いていただけると嬉しいです。

    19 min
  • #28 自分達が売っているものは何か―価値と意味―

    【テーマ】

    企業がビジネスを通じて売っているものは何でしょうか?

    北海道の土産菓子や乳製品を例におしゃべりしました。


    【内容】

    ・コロナ禍でも元気な企業と、そうでない企業の違いは?

    ・環境が変化した時に対処できる柔軟な組織かどうかが重要。

    →実際にアイデアを出すのが難しい。何をしたらいいかわからない。

    →自分達がビジネスを通じて売っているものは何か?

    →本質を見極めることが基本かつ重要。

    ・生キャラメル、白い恋人の例

    →お菓子を通じて何を売っているか。顧客が買ってくれているものは何か。

    (※注:2022/5/6現在、白い恋人はオンラインショップで購入できます。)

    ・顧客に「コレじゃない…」と感じさせてしまうと、店としての魅力がなくなる。

    ・死の谷…第二弾が全然売れない場合は、第一弾の時に売れていた理由の追求が弱い。

    ・アイデンティティ…自分たちは何者であるかを追求することが、競争力や魅力になる。

    ・本質を見極めて定義することで、具体的な工夫に反映することができる。

    ・価値と意味(量的と質的、機能的と情緒的)。

    →価値と意味の両方が強いと、商品力が高い。口コミでは意味レベルが重要。


    ※昨年収録した音声のため、現在の状況と異なる点がございます。ご容赦いただけると幸いです。


    【出演】

    佐藤大輔(北海学園大学 経営学部・教授)

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    24 min
  • #27 離職と期待理論

    【テーマ】

    仕事で高い業績を上げていても、「もう続けられない…」と感じたことがある方、いらっしゃるのではないでしょうか?

    どのようなことが要因になっているのか。

    リスナーさんからいただいたおたよりをもとに考えます。


    【内容】

    ・会社を辞める(離職)理由について。

    →一生懸命業務に取り組んでいても、期待と合致していない。

    →満足感がない、正当に評価をされていないと感じる。

    ・人間は、自分に対する正当な評価を期待するもの。

    →実際にもらえた評価が全然違った→「期待が裏切られた」ということに。

    ・管理者は期待をうまく扱わなければ、部下は積極的に「行為したくない」という気持ちにまでなってしまう。

    ・インセンティブシステムで部下を動かそうとするよりも、管理者は部下から信頼されることが重要ではないか?

    ・管理者(会社)は、期待にいつも答えられるわけではないし、期待を全て把握できているわけではない。

    →期待に応え続け、中長期的な信頼を築くのが管理者の仕事。

    ・日頃から、チームのメンバーへ必要なことを説明できているかが大切。

    (部下にとってみれば、わかるように言われているか。)

    →納得していないメンバーも、そのことを発言できる環境であるか。

    ・「誘意性」→部下が満足できる条件を示せているか。

    メンバーがどんな人なのかよく見て、理解しなくてはならない。


    【深堀り】

    ・知的にビジネスを行うことの重要性について。

    ・人を扱うことについて無神経な組織や管理者が多いのではないか。

    →経験則で仕事をしているから無神経になってしまう可能性。

    →感情論ではなく、理論に合わせて上手なやり方を考えればよい。


    *関連エピソード  使える経営学#11  期待理論とは


    【出演】

    佐藤大輔(北海学園大学 経営学部・教授)

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    19 min
  • 【使える経営学 #13】リーダーシップ研究

    【テーマ】

    リーダーは部下に対してどのように働きかけると良いのだろうか


    【内容】

    ・グループダイナミクスのおさらい。

    ・ミシガン研究:高業績のチームと低業績のチームを比較し、各リーダーの行動や、部下が感じていることを調べた。

    <高業績チームのリーダー>

    従業員中心の監督行動。全般的な指示をする(大体いつ頃までにこんなことを~)。

    部下と一緒に仕事をしない(監督のプロ)。

    部下の失敗を学習の機会として扱う。

    →部下は、このようなリーダーから発破をかけられても不当には感じにくい。

    <低業績チームのリーダー>

    職務中心の監督行動。タスクはタスクだから頑張って、というタイプ。詳細な指示を伴う。

    部下と一緒に仕事をする(監視、任せていない)。

    部下の失敗は批判し、処罰を加える。

    →部下は、このようなリーダーから発破をかけられると不当に感じる。

    ・・・権限移譲する(任せる)リーダーシップが重要!

    ・リーダーが部下を促すときの3つの原則。リカート(R.Likert)の研究。

    ①支持的な関係(チームのために頑張る)。

    ②集団の意思決定に参加させる(当事者として決めた感)。

    ③高い目標(頑張らないと絶対無理な目標だと、自己実現欲求を満たそうと努力する)。

    3つの原則が満たされている程度によって「システム1~4」でレベル分け。

    →システム4のチームを目指すとよい。

    1.トップダウン。部下を信頼していないので強制的にやらせる。

    2.恩着せがましい。部下に任せるものの、信頼はしていない。

    3.部下を相当程度信頼していて、ある程度任せている状態。

    4.部下を全面的に信頼。一人一人が自律的に判断して働く状態。

    ・オハイオ研究:タスク志向と人間関係志向の、両方が高い状態を担保することが重要。

    ※関連 #18 リーダーシップのスタイル

    ・シェアード・リーダーシップ(Shared Leadership)

    →共有型。それぞれが何かのリーダーである状態を作る。


    【出演】

    佐藤大輔(北海学園大学 経営学部・教授)

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    27 min
  • *特別編5*私のリフレッシュ方法

    【テーマ】

    4月は新しい環境、季節の変わり目…何かとお疲れの方も多いのではないでしょうか?

    普段どのようにリフレッシュしているのか、先生を交えてゆる~くお話ししました。

    リフレッシュするにも、ちょっとしたコツがあるのかも。


    【経営学的な整理】

    ・五感を使うということ。

    ・頭で考えすぎていないか?

    ・「見る」モードと「なる」モード。


    【関連図書】

    ・宮崎清孝、上野直樹(2008).『視点―コレクション認知科学―』.東京大学出版会.

    ・高尾隆、中原淳(2012).『インプロする組織―予定調和を超え、日常をゆさぶるー』.三省堂.


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    22 min
  • #26 お互いをわかり合うこと

    【テーマ】

    「あの人は何を考えているかわからない」という前に、自分は相手をわかろうと努力しているでしょうか?

    組織にありがちな問題をもとに考えました。


    【内容】

    ・経営者、管理職、その部下の意思疎通ができていない例。

    (※知人からの相談をもとに場面を再現。)

    ・部下が管理職や経営層を冷めた目で見ているのでは→問題点は?

    ・わかり合う世界になっているか?

    ・佐藤先生の場合→学生の話が聞きたくても、初めから学生は本音を話さない。

    →学生は先生を「私たちとは違う人間」と思っている。

    →わかろうとしていない。わかり合うよりも手前の段階。

    ・「就活の面接で何を話したらいいのかわからない」という学生の例。

    ・そもそも、コミュニケーション力とは?

    →相手の意図をつかみ取る力。仕事ができるかどうかとほぼ等しい。

    ・コミュニケーションが成立しない=仕事がうまくまわらない。

    ・相手が何を考えているかは、相手の立場に立たないとわからない。

    →想像が外れるかもというリスクを感じ、何もできない人が一定数いる。

    →外れていたら修正すればよい。怒る人はいないのでは。

    ・対話の重要性…日頃から距離を詰める。自分の人となりを知ってもらう。

    ・佐藤先生の場合→学生の話を徹底的に聴いて、取り入れる。

    フリではなく、本当に学生の意見に期待している。(※OBとしても実感あり。)

    ・コミュニケーションの場を作る(フォーマル、インフォーマルいずれも)。

    →一緒に仕事をする、もしくは対話の機会を意図的に作ることが重要。

    ・先生と学生との距離は2年目になるとかなり縮まる。

    →一般的な組織では、短期的に距離を縮めようとしすぎなのかも。

    ・本人(部下)の判断に任せられる組織のほうが良いはず。

    →相手が何を考えているか?勘所がわかればチームとして仕事がやりやすく、合理性も高まる。


    *関連エピソード  #11 わかる、わからない、わかり合えない


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    21 min
  • 【使える経営学 #12】グループダイナミクス

    【テーマ】

    責任感や相互に協力し合う関係が生まれるチームづくりとは


    【内容】

    ・モチベーションの理論、期待理論のおさらい。

    →どのようなきっかけで人は動くのか?背中の押し方。

    ・ホーソン実験:どうすればもっと人を動機づけられるかを探るために実施された。

    ・継電器組み立て作業において、6名の工員に観察のための部屋に入ってもらい、仕事をさせた。

    →効率が上がりそうな作業条件(照度、作業時間、軽食の用意等)を設定し、観察。

    →各条件と作業効率の相関関係は無し。

    →しかし、実験室に移った時点で、作業条件に関わらずずっと効率が高かった。

    ・要因:①監督上の圧迫感から解放された。

    ②選抜され、注目されることで責任や相互の協力関係が生じた。

    ・インセンティブシステムの考え方(おさらい)

    →頑張れたらボーナス、頑張れなかったら罰を与える。

    →各々が“自分の”タスクを達成するためだけに必死で仕事をする。

    ・ホーソン実験で起きたこと

    →工員が「自分たちは注目されている、チームの効率を下げてはいけない」と感じた。

    →「他の人を手伝おう!」(チームとして頑張る)。

    ・職場の状況づくりや、人間の感情をフォローする重要性を発見。

    →経営学のなかに心理学が入ってくる契機となる。

    ・“仲良しグループ”の存在もまた、仕事に直接的な影響を及ぼす。

    ・ホーソン実験は、低次欲求によって人が行為すると思われていた(モチベーションを高めるにはお金がかかると思われていた)時代に、社会的な関係の重要性を示した。

    →当初思ってもみなかったことを発見した実験。

    ・人は必ずしもお金で動くのではない。グループの動態へ配慮することが重要。


    【出演】

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    19 min

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